「ココだ!」と思える
歯科医院探しのお手伝い

歯科医院の皆さま
掲載依頼

ココシカ!

この症例の提供歯科医院

医療法人社団PDS アップル小児矯正歯科 苫小牧市

医院ページTOPへ
  • 矯正歯科
  • ワイヤー矯正
  • 小児矯正
2024/09/26

8歳女の子 成長期を利用した1期治療とワイヤー矯正を併用して歯並びを整えた症例

ご相談内容

「娘の顎が小さいと感じているので、矯正治療を行うべきかなと考えている」とご相談いただきました。患者様のお姉様も、当院で矯正治療の経験があります。
また、患者様は矯正開始可能時期まで、定期的なメンテナンスで通院いただいていました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、顎が小さく永久歯が生えるためのスペースが不足しており、歯が正常な位置からずれたりねじれたりしてでこぼこに生えている「叢生(そうせい)」が認められました。

上下の顎は正常な位置を示す「骨格1級」の状態ですが、このまま永久歯への生えかわりが進むと、スペース不足により歯並びがさらに悪化するおそれがあります。
また、全ての歯が永久歯に生えかわったあとでは、歯並びを改善するための治療が困難になる場合もあります。

そのため、歯が生えかわる小児期に顎を拡大し、永久歯が正しい位置に生えるためのスペースを確保する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

歯並びを整える方法として、上顎骨と下顎骨の幅を広げて永久歯が生えるスペースを確保する「1期治療」と併せて、上下中央の前歯8本の表面に「ブラケット装置」という器具を接着してワイヤーを通し、歯を移動させる「ワイヤー矯正」で歯並びを整える治療を丁寧に説明し、同意いただきました。

まず、上顎には骨格を横に広げる金属製の急速拡大装置「ハイラックス装置」を使用します。患者様の小さい顎に適したサイズのものを装着し、1日おきにご家庭で中央部のネジを回していただきながら、上顎の歯列と骨を拡大していきました。
8ヶ月後には、上下顎を横に拡大するために上顎のハイラックス装置を大きめのものに作り直して交換し、下顎には当院オリジナルの「側方拡大装置(ALM)」を装着して、永久歯が生えるためのスペースを確保しました。

次に、見た目に配慮した透明なブラケットを使用して、ワイヤー矯正で歯並びを整えています。
また、噛み合わせの位置を正すための装置「バイトターボ」を歯の裏側に装着し、さらに上下の歯のブラケット間には矯正用ゴム「2級ゴム」も使用して、歯の移動を効果的に行いながら噛み合わせの改善を促しました。

矯正期間が終了したあとは歯が治療前の位置に戻らないよう、歯の裏側にセメントで固定する保定装置「フィックスドリテーナー」と、歯列全体を囲む取り外し式の保定装置「ベックリテーナー」を、それぞれ上顎にのみ使用しています。

現在は、顎の中でねじれて埋まっている左右上の奥歯が、正常に生えてくるかどうか経過を観察しています。
今後、歯の向きや噛み合わせが再度気になった場合は、永久歯が生え揃う高校生の時期に、噛み合わせを整える「2期治療」を検討いただく予定です。

この治療のリスクについて

・治療中、発音しにくい場合があります
・治療中、舌が動かしにくいことがあります
・治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
・歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
・冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

  • 年齢・性別 8歳女の子
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 矯正期間 22ヶ月
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 400,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

未承認医薬品等に関しての明示はこちら

掲載内容に問題がありますか? 報告する

この症例の提供歯科医院

医療法人社団PDS アップル小児矯正歯科 苫小牧市

医院ページTOPへ
診療科目 小児歯科、矯正歯科、予防歯科
自由診療 小児矯正治療、予防歯科(定期検診、虫歯のリスク検査など)
住所 〒053-0033 北海道苫小牧市木場町2丁目3-1
アクセス 「JR苫小牧駅」から徒歩5分
※駐車場:15台あり
診療時間 【月・火・木・金・土】
10:00〜12:00/14:00〜18:00

【日】
10:00〜12:00/14:00〜16:00
休診日 水曜・祝日
代表者 千枝 和巨

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

この歯科医院の他の症例

NEW CONTENT

PAGE TOP