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この症例の提供歯科医院

医療法人社団PDS アップル小児矯正歯科 苫小牧市

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2024/05/16

30代女性 口元の突出感とガタガタの歯並びをワイヤー矯正で改善した症例

ご相談内容

「下の前歯がだんだん前に出てきて食べ物が挟まるのが気になる。矯正して歯並びを整えたい」とご来院いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、歯がずれたり傾いたりしてガタガタに並んでいる「叢生(そうせい)」が下の前歯に認められ、歯と歯の隙間や歯が重なり合っている部分に食べ物が詰まりやすく、また歯ブラシも当てづらい状態でした。

上下のあごの位置関係を確認したところ、下あごに対して上あごが正常よりも前方に出ている「アングル2級」の骨格であり、口元の突出感も生じていました。

行ったご提案・治療内容

歯並びを整える方法として、取り外し式のマウスピース型矯正装置を使用する「インビザライン矯正」と「ワイヤー矯正」の2つを提案しました。
インビザライン矯正では上下のあごの真ん中が多少ずれる可能性があると説明したところ、「それは避けたい」との理由からワイヤー矯正を選択されました。

また、口元の突出感を改善するため、上下左右の親知らず4本(第3大臼歯/8番)と小臼歯4本(上左右第1小臼歯/4番、下左右第2小臼歯/5番)を抜いて歯を動かすスペースを十分に確保する必要があることも説明し、了承いただいています。

まず抜歯を行い、傷の治癒を待ってから、上下の歯並びにワイヤー矯正の「マルチブラケット装置」を装着して矯正治療を開始しました。
さらに矯正用のネジ「アンカースクリュー」をあごの骨に埋め、それを支点にして歯を引っ張る治療も併用しながら、少しずつ歯を動かしていきました。
また上下の歯に矯正用のゴムをかける「顎間ゴム」も用いて、上あごの突出感を改善しています。

矯正終了後は歯並びの後戻りを防ぐための「保定装置」として、上下の前歯に固定式の「フィックスドリテーナー」を装着し、上あごにはフィックスドリテーナーに加えて取り外し式の「ベックリテーナー」も使用いただくようお伝えしました。

この治療のリスクについて

・ワイヤー矯正中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
・歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
・冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります
・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります
・外科処置後に痛みが長引く場合があります。必要に応じ痛み止めを併用します

  • 年齢・性別 30代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 矯正期間 22ヶ月
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 900,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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診療科目 小児歯科、矯正歯科、予防歯科
自由診療 小児矯正治療、予防歯科(定期検診、虫歯のリスク検査など)
住所 〒053-0033 北海道苫小牧市木場町2丁目3-1
アクセス 「JR苫小牧駅」から徒歩5分
※駐車場:15台あり
診療時間 【月・火・木・金・土】
10:00〜12:00/14:00〜18:00

【日】
10:00〜12:00/14:00〜16:00
休診日 水曜・祝日
代表者 千枝 和巨

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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