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医療法人社団PDS アップル小児矯正歯科 苫小牧市

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2024/05/21

9歳男の子 上顎の幅を広げてから「ワイヤー矯正」で突き出ている前歯をきれいに整えた症例

ご相談内容

矯正治療前から定期健診で通院されている患者様より「姉弟がアップル小児矯正歯科さんで矯正した経験があり、いつか矯正治療を行わなければと家族で話していた」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、奥歯の噛み合わせは正常な状態である「骨格性1級」でしたが、上下の前歯が前に突き出ている「上下顎前突」が見られました。
また、患者様には舌を歯の裏に押し付けるような「舌癖」があるため、前歯が前方に倒れたと考えられます。

さらに、現段階でほとんど隙間がない状態で歯が並んでいることから、特に上顎は永久歯が生えるためのスペースが足りず前歯(犬歯/3番)が歯列より外側にはみ出して生える「唇側転位」、いわゆる八重歯になる可能性があります。

そのため将来の歯並びを考慮し、現段階から永久歯が生えるスペースを確保して、前歯の歯並びを改善する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

診断内容を丁寧に説明したうえで、永久歯が生えるスペースが足りない上顎の幅を広げてから、前歯の歯並びを部分的に整える治療を行うことを提案したところ、患者様と親御様は「八重歯になる可能性があるなら今のうちから治療したい」とおっしゃられ、同意いただきました。

まず、ネジを回して顎を拡大する「上顎急速拡大装置」の中でも左右の幅を広げる「ハイラックスタイプ」を上顎の内側に取り付け、1日おきにご自宅でネジを回していただき、永久歯が生えるためのスペースを確保しました。

拡大装置の装着から4ヶ月後、上の前歯4本(右側切歯/2番~左側切歯)の歯並びを整えるため、歯の表面にワイヤーを通すための四角い装置「ブラケット」を固定し歯を動かす「ワイヤー矯正」を行いましたが、その際、ブラケットは見た目を考慮し透明なタイプを使用しています。

その後、歯が元の位置に戻らないように、「保定装置」は上のみ歯の裏側にワイヤーを接着する「フィックスドリテーナー」と、歯列全体を囲む取り外し式装置「ベックリテーナー」の併用を説明しました。

また矯正前から見られた舌癖を改善するため、拡大装置の取り外しと同じタイミングで舌の位置や動きを習慣化させる訓練「MFT(舌機能訓練)」を開始し、保定装置の使用中も継続いただくよう併せてお伝えしています。

この治療のリスクについて

・治療中、発音しにくい場合があります
・治療中、舌が動かしにくいことがあります
・治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
・歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
・冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

  • 年齢・性別 9歳男の子
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 矯正期間 11ヶ月
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 200,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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診療科目 小児歯科、矯正歯科、予防歯科
自由診療 小児矯正治療、予防歯科(定期検診、虫歯のリスク検査など)
住所 〒053-0033 北海道苫小牧市木場町2丁目3-1
アクセス 「JR苫小牧駅」から徒歩5分
※駐車場:15台あり
診療時間 【月・火・木・金・土】
10:00〜12:00/14:00〜18:00

【日】
10:00〜12:00/14:00〜16:00
休診日 水曜・祝日
代表者 千枝 和巨

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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