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医療法人社団PDS アップル小児矯正歯科 苫小牧市

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2024/05/28

15歳女の子 前歯の突出感とガタガタしている歯並びを「ワイヤー矯正」と外科手術を併用して美しく改善させた症例

ご相談内容

「上の前歯が前に出ているのと、ガタガタしている歯並びが気になる」と来院いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下あごが上あごに対して後ろに下がっている「下顎後退症」のために上の前歯が前に出ているように見え、さらに下あごが左にずれている「顎変形症」も認められました。

下顎後退症と顎変形症が原因で噛み合わせが悪くなり、歯並びもガタガタと乱れてしまったことが考えられます。歯ブラシが当てづらく虫歯のリスクが高い状態であることから、噛み合わせや歯並びを改善する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様は過去にマウスピースを用いて「顎関節症」を治療した際に、「歯ぐきに当たるのが嫌で治療ができなかった」とのことです。

そこで、マウスピースを使用する「インビザライン」による矯正治療ではなく、金属の装置「フルブラケット装置」を取り付けて歯を動かす「ワイヤー矯正」と、左にずれている下あごを正しい位置に導く外科手術を併用した保険診療の矯正治療を提案したところ、患者様は外科手術を併用する方法を選択され、保護者様にも同意いただきました。

歯を動かすためには歯を並べるスペースを確保する必要があることから、上下左右の奥歯8本(第1小臼歯/4番、第3大臼歯/8番)を抜歯し、その後、下あごを正しい位置に整えた際に上下の歯が噛み合うようワイヤー矯正装置を用いて「術前矯正」を行っています。
術前矯正の際は、効率的に歯を細かく移動できるよう、上あごの左右奥歯の歯ぐきにネジ「TAD(矯正用インプラント)」を打ち込み、そのネジを起点として歯を動かしていきました。

治療開始から18ヶ月後に総合病院の口腔外科にて、全身麻酔下で下あごを前に動かす外科手術「下顎骨形成術」を実施しています。

手術終了から12ヶ月間はあごの骨が十分に治癒するのを待ち、噛み合わせを最終的に調整する「術後矯正」を行ってから、歯を動かす矯正治療を終了しました。

矯正治療後は後戻りを防ぐ目的で、上下前歯にワイヤーを接着し固定する「フィックスドリテーナー」と、上あごに取り外し式保定装置「ベックリテーナー」を使用していただいています。

この治療のリスクについて

・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります
・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります
・治療中、発音しにくい場合があります
・治療中、装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になる場合があります
・歯の移動に伴って、違和感や痛みを感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

  • 年齢・性別 15歳女の子
  • 診療種別 保険診療
  • 治療期間の目安 歯を動かした期間 30ヶ月
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 約400,000〜500,000円
    (口腔外科での入院費用は含まず。入院費用には高額療養費制度が利用可能)

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

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治療前 治療中 治療後

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診療科目 小児歯科、矯正歯科、予防歯科
自由診療 小児矯正治療、予防歯科(定期検診、虫歯のリスク検査など)
住所 〒053-0033 北海道苫小牧市木場町2丁目3-1
アクセス 「JR苫小牧駅」から徒歩5分
※駐車場:15台あり
診療時間 【月・火・木・金・土】
10:00〜12:00/14:00〜18:00

【日】
10:00〜12:00/14:00〜16:00
休診日 水曜・祝日
代表者 千枝 和巨

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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