ご相談内容

「神経が残っている歯から全体的に自然な感じで白くしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、全体的に歯の黄ばみが見られ、特に上下左右の前歯（犬歯／3番）には黄ばみが強く表れていました。

左上の前歯2本（中切歯／1番、側切歯／2番）は、周囲の歯に比べて黒ずんでいて、色の違いが目立つ状態でした。この前歯2本は、歯の神経が死んでしまった「失活歯」の影響により変色していると考えられます。

患者様には「歯並びや歯の形も気になるので、今後治療していきたい」とのご希望がありました。

行ったご提案・治療内容

当院では、歯の色を白くする方法として3種類を提供しています。
①歯科医院で行い、1日で歯の白さを実感できる一方、色が後戻りしやすい「オフィスホワイトニング」
②期間は少しかかるものの、ご自宅ででき歯の白さが持続する「ホームホワイトニング」
③上記の両方を組み合わせた「デュアルホワイトニング」
これらの中からご希望に合わせて選択が可能です。

ホワイトニングの部位に関しては、上下前歯（右犬歯～左犬歯）12本のみを白くするコースと、上下合わせて20本（右第2小臼歯／5番〜左第2小臼歯）の歯を白くするコースの2つを案内しました。
加えて、神経を失った左上の前歯2本は、ホワイトニングでは白くならないこともお伝えしました。
患者様は、即効性と全体的な白さを望まれたため、短期間で理想の白さに達するオフィスホワイトニングを上下20本の歯に行うコースを選択されました。

最初に歯のクリーニングを行い、ホワイトニング時に生じる可能性がある色ムラを防ぐため、歯の表面を丁寧に清掃します。
その後、左上前歯2本を除いた18本に対してホワイトニングの薬剤を塗って光を照射しました。
ホワイトニングの施術中には歯がしみる場合がありますが、幸いにも患者様はしみる症状はまったく出ていないとのことで、薬剤の塗布と光照射を3回繰り返し効果を高めました。

術後の経過・現在のご様子

左上前歯2本を除いて、全体的に歯の色がトーンアップし、明るい印象の口元になりました。
特に黄ばみが強かった上下左右の犬歯も、周囲の歯と同等の白さに改善できています。

患者様は「歯の色が明るくなっただけでもだいぶ笑顔の印象が変わった。今後左上前歯2本の治療や、矯正治療をするのがますます楽しみになってきた」と大変お喜びでした。

現在は、歯の白さを維持するために定期的なメンテナンスを行っています。

今後、セラミックの被せ物で左上前歯2本の色や形を改善し、マウスピース矯正で歯並びの治療を行う予定です。

この治療のリスクについて

・治療中、歯にしみるような痛みが出る場合があります
・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります
・自費診療（保険適用外治療）です

• 年齢・性別 20代男性
• 診療種別 自由診療

• 治療期間の目安 -
• 治療回数の目安 2回
• 治療費総額の目安 約38,500円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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