ご相談内容

約1年ぶりにご来院された患者様から「歯科検診をして欲しい」とご希望いただきました。

カウンセリング・診断結果

久しぶりの検診だったため、細菌の塊である「プラーク」や、プラークが固く石灰化した「歯石」が全体的に蓄積していました。
特に下の前歯の裏側は、歯石が多く認められました。

歯ぐきも腫れて炎症が生じており、プラークや歯石が原因の「歯肉炎」と診断しました。

行ったご提案・治療内容

口腔内を清潔に保つため、プラークと歯石を除去するクリーニングをご提案し、同意いただきました。

まず、専用の器具で歯の表面を清掃する「スケーリング」を行い、プラークや歯石をすみずみまで除去しました。
スケーリングの際は、歯ぐきの炎症により出血することが見込まれたため、痛みが生じないよう気を付けながら丁寧に行いました。

その後、歯の表面を磨き上げる「ポリッシング」をしっかりと行い、僅かな段差やざらつきを滑らかにし、新たな汚れが付着しにくいよう仕上げました。

また、定期検診の大切さをご説明し、もう少し短い周期でご来院いただくようご指導しました。

術後の経過・現在のご様子

清潔な口腔内になり、歯の表面にも艶が出ました。
患者様にも舌で触ったときの違いを実感していただき「歯がツルツルになった」と大変ご満足いただきました。

今後はブラッシング指導も検討しており、歯ぐきの炎症の改善に努めていく予定です。

この治療のリスクについて

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・定期的な検診を怠った場合、虫歯や歯周炎などの早期発見、早期治療を行うことができなくなります
・スケーリング後は、歯肉からの軽度の出血が生じる場合があります

• 年齢・性別 13歳男の子
• 診療種別 保険診療

• 治療期間の目安 1日
• 治療回数の目安 中学生までは当日1回
• 治療費総額の目安 保険診療
  （医療福祉費支給制度利用で600円）

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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