「唾石症(だせきしょう)」とは、唾液線管(唾液を分泌する部分)に石(唾石)が詰まり、唾液が流れなくなる病気です。唾石の大きさが極小であれば自覚症状はありませんが、数cmの大きさになると唾液線管がほとんど詰まってしまうため、顎の下にある唾液腺が腫れる等の症状が現れます。

小さな唾石であれば自然に流出することもありますが、大きなものは切開等の処置が必要になります。
なかには、耳の下や舌の裏側が腫れるケースもあり、自己判断が難しいため、食事の際、顎や喉の辺りに違和感や痛みを感じたら、歯科医院あるいは口腔外科を受診しましょう。

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