「歯ぎしり」や「食いしばり」は、顎関節症や頭痛を引き起こす原因となります。顎の関節と頭の骨は繋がっているため、顎に強い力が加わると痛みを伴うと言われています。
現代人は、ストレスや噛み合わせのズレによって、無意識に歯ぎしりや食いしばりを行ってしまう方が非常に多いです。歯に強い力を加えた時、人によっては顎にかかる負担が1トン以上になることもあると言われています。そこまでの力が顎に加わっているため、顎の関節が一種の筋肉痛のような状態になり、頭痛や肩こりなどの連鎖を生んでしまっているのです。
起きている時であれば、意識的に食いしばり癖を改善させることはできますが、寝ている時の歯ぎしりに関してはご自身の力だけでは難しいものがありますよね。
歯科医院では、夜にだけはめる歯ぎしり防止用のマウスピースを保険適応内で作ることができますので、一度最寄の歯科医院を受診してみてはいかがでしょうか?
頭痛や肩こりも歯科医院と密接に関わっている症状のため、ご不安なことがあればどうぞお気軽にかかりつけ医にご相談ください。

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