舌の表面が炎症を起こして荒れた状態のことを「舌炎(ぜつえん)」と言います。 舌の表面に持続的にピリピリとした痛みが走り、味覚が鈍くなります。 風邪の後、一時的に舌炎のような症状が出ることがありますが、風邪が治っても舌炎だけが残るケースも少なくはありません。このような場合は、治療が必要です。

舌炎を引き起こす原因はさまざまですが、主に以下のようなものが挙げられます。
・細菌感染
・ウイルス感染
・アレルギー
・栄養不足
・ストレス
・加齢
・特定の薬の服用
・口腔衛生状態の悪さ

舌炎の場合、原因によっても治療方法が異なります。投薬や生活習慣の見直し、口腔ケアなど様々な治療方法がありますが、早期に治療すればよくなるケースがほとんどです。しかし、放置していると症状が悪化し、手術が必要になったり他の病気に繋がる恐れがあるため、注意する必要があります。舌炎の症状が現れた場合は、早めに歯科医院もしくは口腔外科を受診しましょう。

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