一口にお菓子と言っても、チョコレートやキャンディーのように甘いものからスナック菓子のようにしょっぱい系のものまで、たくさん美味しいお菓子がありますよね。では、お子様のおやつにはどのようなものを選べば虫歯リスクを減らせるのでしょうか。
原則として、虫歯菌は「糖分」を好みます。

つまり、ケーキやクッキー、チョコレートなどの甘いものは虫歯リスクを高めることになり、反対にお煎餅やポテトチップスなどは虫歯リスクが低いと言えます。アメ・甘いガムのようにお口の中に長時間入れておくものや、キャラメルなどの粘着質のあるものは特に注意が必要です。しかし、ガムはキシリトールが配合された甘くないものを選べば問題ありません。


とは言え、虫歯リスクが高いものを食べたからと言って必ずしも虫歯になるというわけではありませんし、お煎餅ばかりを食べていても虫歯になることはもちろんあります。おやつの時間はお子様にとっても楽しみな時間かと思いますので、美味しく食べることができるようにルールを守ることが大切です。「食べる時間帯に気を付ける」「食後はしっかりと歯磨きをする」等の最低限のルールを守ることで、虫歯のリスクを軽減することができます。規則正しい食生活習慣を心掛け、虫歯への予防をしていけるといいですね。
虫歯リスクを高める食べ物について知りたい場合は、ぜひお気軽に歯科医師や歯科衛生士へご相談ください。

掲載内容に問題がありますか? 報告する