お子様の仕上げ磨きを行っていると、歯と歯肉の間から出血することがあります。急な出血に驚かれて、あえて歯ブラシを当てずに様子を見てしまう保護者の方も少なくはありません。
歯と歯肉の境目は、歯ブラシが届きにくい場所でもあります。特にお子様は歯も口もとても小さいため、少し磨き残した程度だと目視では確認できないことも多いです。毎日しっかり仕上げ磨きをしているつもりでも、お子様が嫌がったり暴れたりして歯と歯肉の境目に歯垢が残ってしまうというケースは決して珍しいことではありません。


磨き残した食べカスなどに細菌が増殖し、歯垢として歯に付着することで、歯肉にも炎症が起きてしまいます。そこへ歯ブラシで刺激を与えたことにより、出血してしまうというわけです。これは、決してブラッシングの力が強いことが原因ではありません。炎症によって引き起こされている出血なので、ブラッシングの力を弱めたり、まして歯ブラシを当てずに放置してしまうと、そのまま虫歯に発展してしまうため注意が必要です。


強すぎる力で磨くと歯肉を傷付けてしまう恐れがありますが、炎症が起きている時には一般的な力で磨いていても出血はします。たとえ出血があったとしても、力を弱めず根気強く数日間磨き続けてください。出血の原因となっている歯垢が除去できれば、炎症も落ち着いて出血量も減少するでしょう。
ブラッシングの加減が分からなかったり出血が数週間続くような場合には、一度歯科医院を受診されることをおすすめします。

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