妊娠中は赤ちゃんへの影響を考慮し、歯科で日常的に使用している薬剤も使用できなくなることがあります。
歯科治療をする際に歯肉に打つ「局所麻酔」は、胎児への影響が少ないと言われているため、妊娠中の方でも使用することができます。しかし「笑気麻酔」はなるべく避けた方がよいでしょう。


特に妊娠初期(15週くらいまで)の方の場合、笑気麻酔の使用によって胎児に奇形が発生する可能性があることが報告されています。必ずしも奇形が現れるというわけではありませんが、リスクがある以上、歯科医院では笑気麻酔を使用することはできません。妊娠中期以降も使用しないのが原則です。


歯科治療に対して怖いお気持ちがあることは分かりますが、どうしても笑気麻酔を使用して治療を行いたいということでしたら出産後まで治療を延ばすか、早急な治療が必要な場合は局所麻酔で対応する等の方法が挙げられます。
まずは、お口の中の状態を確認しながら、担当医によくご相談されてみてはいかがでしょうか?

掲載内容に問題がありますか? 報告する