「レーザー」と聞くと、身体に何らかの影響があるのではないかと不安に思う患者様も少なくはありません。歯科用のレーザー治療は、治療箇所に光を照射することで「炎症や出血の抑制」「虫歯菌や歯周病菌の殺菌」「組織の回復促進」など様々な効果が期待できるため、幅広い治療で用いられています。


レーザーの光は特定の物質にのみ反応する仕組みになっており、炎症が起きていたり細菌が繁殖しているなど、何らかの症状が出ていなければそもそもレーザーが反応することはありません。一般的な歯科用レーザーは副作用もなく安全な治療なので、お子様からご高齢の方まで幅広い年齢層の方はもちろん、妊娠中や持病のある方でも安心して治療を受けていただくことが可能です。しかし、中には「半導体レーザー」など特殊なレーザー治療もあります。使用するレーザーの種類によっては治療を行えない方もいらっしゃいますので、妊娠や持病など特別な事情がある方は治療前に必ず医師にお申し出ください。


なお、導入しているレーザーの種類は歯科医院によっても異なります。レーザー治療でご不安なことがあれば、かかりつけの歯科医院に相談しましょう。

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