お子様は大人の方と違って身体と顔が急激に成長します。成長期には、身長や他の部分同様、顔(顎)の大きさも変わっていきます。
顎の骨は20歳頃まで成長し続けますが、加齢とともに成長スピードは緩やかになるのが一般的です。個人差はありますが、大体5歳頃までに全体の50%、小学校高学年頃には80%程度成長し、その後20歳くらいで顎の骨の成長は完了します。
なお、上顎(上のあご)の骨を「上顎骨」、下顎(下のあご)の骨を「下顎骨」と言います。上顎骨の成長は小学生でピークを迎え、下顎骨は身長などに比例して思春期になると一気に広がります。
歯並びは顎の骨のバランスに大きく影響するため、乳歯から永久歯に生え替わる時期に顎の幅が足りていないと、永久歯が生える場所がなく、歯が重なったり曲がったりしてしまいます。そのような場合には、顎を広げるための装置を用いて矯正治療を行うことで、歯並びを正常な位置に整えることが可能です。顎の骨が柔らかい内に矯正治療を行うことができれば、その分治療法の選択肢の幅も広がります。
成長期の歯並びは顎の成長に大きく関わっているため、お子様の治療のタイミングを逃さないためにも定期検診でしっかりとお口の中をチェックしてもらいましょう。

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