たまに、ホワイトニングで歯の表面にポツポツと白い斑点のようなものができることがあります。これは「ホワイトスポット(白斑症 はくはんしょう)」と呼ばれる「エナメル質形成不全」の症状のひとつです。
本来は、乳歯から永久歯に生え替わるタイミングで歯の表面にある「エナメル質」も形成されますが、何らかの理由によってエナメル質の形成が不完全な状態になることを「ホワイトスポット」と言います。エナメル質の形成が不完全だと、部分的に斑模様のような白い斑点が現れることがありますが、中には目視では確認できないほど軽度である方も少なくはありません。軽度の場合は、ご自身がエナメル質形成不全だと気付かないことも多いと言うことです。
そもそも、ホワイトニングを行ったことによってホワイトスポットが発症するということはありません。歯のエナメル質は繊細なので、エナメル質形成不全ではなくても、ホワイトニングの効果が出やすい部分と出にくい部分というものがあります。「ホワイトニングがきっかけで白い斑点が気になりはじめた」という場合には、効果の出やすい部分のみ一時的に白くなりすぎ、そこだけが目立ってしまっているという可能性も否定できません。また、歯を白くしたことによって目立たなかったホワイトスポットの症状が露出したということも考えられます。
ホワイトニング後すぐはホワイトスポットが目立っているかもしれませんが、2~3日後には徐々に色が落ち着き、目立たなくなっていることが一般的です。最初は驚かれるかもれませんが、数日間様子を見て、それでも症状が落ち着かない場合はホワイトニングを行った歯科医院に相談してみましょう。

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