マスクを付けている時に感じる「お口の中のネバネバ」は、口が乾燥して細菌が繁殖していることで感じる症状です。実際に、数年に渡るマスク生活によって、ここ数年で「お口の中の不快感や口臭が気になる」という患者様が非常に増えてきています。
マスクは一見お口の中を乾燥から防ぐと思われがちですが、実はその反対で唾液の分泌量は減少しています。マスクを付けていると口の周りが圧迫され、息苦しさから口呼吸になりがちです。口呼吸はお口の中が乾燥状態になりますが、マスクを付けているせいでそれすらも感じにくくなっており、ご自身では気付かない内に唾液を減少させてしまっています。
唾液には抗細菌成分が含まれているため、唾液の分泌量が多い人ほどお口の中の自掃作用が高く、虫歯や歯周病になりにくいことが特徴でした。しかしマスク生活が日常化したことによって、元々は唾液の分泌量に問題がなかった方でも、気付かない内に唾液量が減少してきていることが報告されています。唾液が減少するということは、お口の中に細菌が繁殖しやすい状態になるということです。
この不快感や口臭を防ぐためには、正しい口腔ケアでお口の中を清潔に保つ必要があります。丁寧な歯磨きや歯科医院でのクリーニングはもちろん、適度なマウスウォッシュなどを取り入れてみてもよいでしょう。マスクをしているとお口の中が気付かない内に乾燥しやすくなっているため、意識的に水分を摂取することも大切です。
マスク生活における口腔内のお悩みは最近とても増えてきています。お困りのことがございましたら、最寄の歯科医院にお気軽にご相談されてみてはいかがでしょうか。

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