「プラークコントロール」とは、文字通り「歯垢(プラーク)」をコントロール(管理)することです。歯垢を除去することはもちろんですが、歯垢を蓄積しないお口の状態を作り出す(予防する)ことがプラークコントロール最大の目的となります。
プラークコントロールの内容は以下の通りです。ごく一般的な内容ではありますが、これらを継続することで歯垢(プラーク)をお口の中に蓄積しない「プラークフリー」の状態を保つことが、虫歯や歯周病リスクを軽減し、お口の中を健康に保つことに繋がります。

【プラークコントロールの主な内容】
●毎日の丁寧な歯磨き(磨き残しがないよう1本ずつ丁寧にブラッシングする)
●歯間ブラシやデンタルフロス等を使用して、歯と歯の間の歯垢も丁寧に除去する
●歯科医院で定期的にクリーニングを行う
●お口の中が「酸性」の状態になるとプラークが繁殖しやすくなるため、間食の内容や回数をコントロールする

プラークコントロールを実践することで、お口の中の健康状態を維持し、虫歯や歯周病のリスクの軽減・口臭予防・歯磨きの効果を高めることに繋がります。上記のことからも分かるように、歯科医院でのクリーニングだけでなく「セルフケア」も非常に重要です。歯科医院と連携し、上手にプラークをコントロールしながらいつまでも健康的な口腔内を目指していきましょう。

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