矯正治療をはじめると、月に一度ペースでの来院を何年間も続ける必要があります。当初は矯正治療に意欲的であった患者様でも、生活スタイルの変化に伴い、忙しさなど様々な理由から治療を中断することも珍しくはありません。
矯正治療は患者様の意思があってこそ継続できるものです。医師から治療を無理強いすることはありませんが、中断される場合にはその後のリスクなどを十分に理解しておく必要があります。
矯正治療を途中でやめてしまうと、これまで矯正した歯が元に戻ってしまうだけでなく、最悪の場合は元の歯並びよりも悪くなってしまう可能性もあります。さらに、通院をやめることで歯石や歯垢が溜まりやすくなり、虫歯や歯周病リスクも高まります。
また、前払いの場合は残っている治療分は返金されることもありますが、矯正治療は精密検査や矯正装置の費用が大部分を占めているため、装置を作った後に戻る費用はそこまで多くはありません。返金のシステムや価格の設定は歯科医院によっても異なりますので、返金についてはかかりつけの歯科医院に確認しましょう。
歯列矯正は綿密な治療計画を立てて何年もかけて行うため、一度やめると簡単に再開することは難しいということを理解しておかなければなりません。歯科医院では、一度治療をはじめたら最後まで続けられることを推奨しておりますが、これらの点を踏まえた上で患者様ご自身でよくご検討されてみてはいかがでしょうか。

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