5~6歳頃を目安に奥歯に生えてくる永久歯のことです。一般的には「第一大臼歯(だいいちだいきゅうし)」と言いますが、分かりやすく「6歳臼歯(ろくさいきゅうし)」と呼ばれることもあります。
歯肉の奥からゆっくりと頭を出すため、完全に生えてくるまでにはそれなりの時間が必要です。奥歯であることに加え、完全に生えてくるまでは周囲の歯に比べて一段低くなっているため、歯磨きの時に磨き残しが気になる部分でもあります。6歳臼歯が顔を出したら、せっかく生えた永久歯が虫歯にならないように注意深く磨いていきましょう。
また、永久歯の中で最も大きい歯である「6歳臼歯」は、噛む力が最も強く働く特に重要な歯だと言われてます。6歳臼歯が生えるタイミングには個人差があり、4~9歳頃までに生えてくるのが一般的です。永久歯の生え替わりは個人差が大きいので、遅いからと言って心配する必要はありません。
6歳臼歯の生えるタイミングはお口の中の状態やレントゲン写真で判断することができるため、気になる方は定期検診の際にかかりつけ医にご相談ください。

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