ご相談内容

「歯磨きを頑張っているのに、歯の隙間の黒い色が落とせない。虫歯なのか気になります」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、お口全体に着色が見られ、特に歯と歯の間が黒く見えていました。
ただし黒い部分は虫歯ではなく、飲食物由来の着色「ステイン」であると診断しました。お話を伺うと、コーヒーやチョコレートなどが好きで、長年頻繁に飲食されているそうです。

また、細菌の塊「プラーク」が唾液の成分で固まった「歯石」が歯に少し付着しているものの、歯茎の腫れなどはみられませんでした。

着色汚れやプラークなどを除去し、お口全体を清潔にする必要がありました。

行ったご提案・治療内容

保険適用のクリーニングでプラークや歯石を取り除いたあと、専用のパウダーを使ったメンテナンスでステインを落とすことで本来の白い歯を取り戻せる治療方法をお伝えしたところ、同意いただきました。

まず歯茎の検査を行い、プラーク・歯石も除去しました。
次にパウダーを使ったメンテナンスでステインを落としていきました。

歯石を取る機械でステインを落とそうとすると、歯の表面に細かい傷ができてしまいます。
着色を落とす専用のパウダーを使ったメンテナンスでは、細かい粒子が歯の隙間までしっかり届くので優しくステインを落とすことができます。

ステインが再び付きにくくするために、今後は歯科医院での定期的なケアと自宅でのケアが大切であることをお話し、ご理解いただきました。
ご自宅で飲食の習慣を意識していただくことで、清潔で白い歯をより長く保つことが期待できます。
また、歯の表面に細かい傷などがあるとステインが再付着しやすくなるため、歯の表面を滑らかにする効果がある歯磨き粉もおすすめしました。

現在は定期的な着色除去とメンテナンスにご来院いただいており、ご自宅でのケアも継続されています。

この治療のリスクについて

・パウダーを使ったメンテナンスは呼吸器疾患などがある方には施術できないことがあります
・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

• 年齢・性別 50代男性
• 診療種別 保険診療
  自由診療

• 治療期間の目安 2ヶ月以上
• 治療回数の目安 -
• 治療費総額の目安 5,500円
  （保険クリーニング代・セルフケア代別）

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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