「ココだ!」と思える
歯科医院探しのお手伝い

歯科医院の皆さま
掲載依頼

ココシカ!

この症例の提供歯科医院

赤坂クレール歯科クリニック 港区

医院ページTOPへ
  • 詰め物・被せもの
  • セラミック・ジルコニア
  • インプラント
  • ブリッジ
  • 噛み合わせ・食いしばり
2024/08/29

40代男性 ブリッジが外れた奥歯にインプラント治療を行い噛み合わせを整えた症例

ご相談内容

「左上のブリッジが外れてしまった。食いしばりの癖があるので安心して噛める方法で治したい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の奥歯が1本欠損しており、それを補うために前後の歯を土台にして連結された被せ物である「ブリッジ」が装着されていました。しかしながら、ブリッジが外れ、土台となっている前後の歯は天然歯が露出している状態でした。

もともと装着されていたブリッジは、土台の歯の一部分を削る「インレーブリッジ」でした。インレーブリッジは歯を削る量が少なく済む反面、ブリッジと歯が接着する面積が小さいため、固定力が弱くなりがちです。その結果、患者様の食いしばりの癖や噛む力に耐えきれず、ブリッジが脱落したと考えられます。

このままの状態を放置すると、噛み合わせのバランスが崩れたり、露出している天然歯部分が欠けたりするおそれもあることから、早急に治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

歯の欠損部を補う方法として、以下2つの治療をお伝えしました。

①被せ物タイプのブリッジ「クラウンブリッジ」
土台歯全体を覆うため、インレーブリッジに比べて固定力が高く外れにくいものの、被せ物を装着できるよう土台歯となる歯の健康な部分を多く削る必要があります。
②欠損部に人工歯根を埋め込みその上に被せ物を装着する「インプラント」
インプラントは外科処置が必要になるものの、インプラント自体が骨に固定されるため天然歯のようにしっかり噛むことができ、周囲の健康な歯を削らずに済みます。

患者様は「クラウンブリッジは歯を削ったり今後も外れたりするリスクがあるので、安心して噛めるインプラントで治療をしたい」との理由から、②のインプラント治療を希望されました。

一般的に、欠損している奥歯部位は副鼻腔と呼ばれる頬のあたりにある空洞「上顎洞」までの距離が限られていることから、CT検査であごの骨の厚みを確認したところ、約10mmのインプラント体がぎりぎり入る状態でした。

そのため、CT画像をもとに骨の厚みや神経の位置などを立体的に確認できるシステム「インプラントシミュレーションソフト(ノーベルクリニシャン)」を用いて、インプラント体を埋める正確な角度・方向・深さなどを決定しています。
併せて、シミュレーションに基づいた患者様専用のマウスピース型の補助装置「ノーベルガイド」を作製しました。

埋入手術の際は、最初に局部麻酔をしたのち、口腔内に装着したノーベルガイドに従ってインプラント体を埋め込む「ガイデッドサージェリー」を行い、正確な位置や角度で埋入しました。

今回の治療では、歯肉を切開しない「フラップレス手術」を採用しているため、傷口は小さく済み縫合も不要だったことから、治療に対する患者様の負担を軽減することができています。

手術後は、CT画像によりインプラントが理想的な位置に埋入されていることを確認し、インプラントの頭部分を歯ぐきの上に貫通させるための部品「ヒーリングアバットメント」を装着しました。

それから約4ヶ月、インプラント体と骨がしっかり定着するのを待ち、お口の中を撮影するカメラ「口腔内スキャナー」を使用して、最終的な人工歯を作製するための型取りを行いました。
最終的な被せ物には、強度があり耐久性に優れた白い素材「ジルコニア」を選択しています。

後日、できあがった被せ物のフィット具合や噛み合わせに問題がなかったため、インプラントと被せ物を小さなネジ「スクリュー」で固定しました。
ネジ穴は、白いプラスチック素材のペースト「コンポジットレジン」で詰め、食いしばりによる負担はないか、噛み合わせは大丈夫か再度確認をしたあと、治療を終了しています。

この治療のリスクについて

・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

  • 年齢・性別 40代男性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 約5ヶ月
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 466,000円
    (CT検査、ノーベルガイド、埋入手術、ジルコニアの被せ物の費用を含む)

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

画像をクリックすると拡大・詳細コメントを確認いただけます

治療前 治療中 治療後

未承認医薬品等に関しての明示はこちら

掲載内容に問題がありますか? 報告する

この症例の提供歯科医院

赤坂クレール歯科クリニック 港区

医院ページTOPへ
診療科目 一般歯科、審美歯科、予防歯科、歯周病治療
自由診療 虫歯治療、根管治療、ホームホワイトニング、オフィスホワイトニング、セラミック・ジルコニア
住所 〒107-0052 東京都港区赤坂5丁目5-9 第七セイコービル2F
アクセス 東京メトロ千代田線 赤坂駅 徒歩2分
診療時間 09:30~13:00 14:00~20:00
休診日 日曜 祝日
代表者 吉田敦実

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

この歯科医院の他の症例

NEW CONTENT

PAGE TOP