ご相談内容

「前歯の噛み合わせが逆になっていて気になる。転勤が控えているので短期間で治したい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、歯がデコボコに並ぶ「叢生（そうせい）」と、噛み合わせたときに下の前歯が上の前歯よりも外側に出ている「反対咬合（はんたいこうごう）」いわゆる受け口が認められました。

悪い歯並びを放っておくと、見た目の問題だけでなく、歯磨きがしにくいため虫歯や歯周病のリスクが高まります。
反対咬合の状態は、前歯を使えず噛み合わせが悪いことが原因で顎に過剰な負担がかかっており、顎に痛みが生じる「顎関節症」を将来的に引き起こす可能性がありました。

また、歯の色が全体的に黄色味がかっていて、口元が暗い印象でした。

行ったご提案・治療内容

叢生と反対咬合を治す方法として、取り外し式のマウスピース型矯正装置「インビザラインフル」を提案しました。
一般的なワイヤー矯正と比べ、インビザラインフルは奥歯からしっかり後ろに動かすのが得意な治療方法です。そのため、下の歯を全体的に後ろへ下げることで、抜歯せずに前歯部分がきれいに並ぶスペースを作ることができます。

光を当てて矯正中の歯の移動スピードを加速させる「光加速装置（PBM）」を併用すると、治療期間が短縮できることもお伝えしたところ、患者様はインビザラインフルでの矯正治療を了承されました。
また、歯を白く美しくするために、歯を削らずに薬液で歯を白くする「ホワイトニング」と全体的なクリーニングを行うことも説明し、同意いただきました。

まず、患者様のお口の中に合ったマウスピースを作製し、後日完成したマウスピースを1日に一定時間装着していただきながら、調整で来院された際に光加速装置（PBM）を使用します。
定期的に新しいマウスピースに交換して歯を適切な位置に動かし、歯並びをしっかり整えていきました。

クリーニングとホワイトニングも行い、治療を終了しています。

この治療のリスクについて

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります
・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります
・自費診療（保険適用外治療）です

• 年齢・性別 40代男性
• 診療種別 自由診療

• 治療期間の目安 9ヶ月
• 治療回数の目安 -
• 治療費総額の目安 1,169,300円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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