ご相談内容

「奥歯で上手に噛めない。下の顎が引っ込んでいて見た目が悪いのも気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、歯がきれいに並ぶスペースが足りずデコボコに生える「叢生（そうせい）」の状態で、右上の奥歯（第2大臼歯／7番）が噛み合う右下の奥歯（第2大臼歯）の内側に入り込んでいることが原因で、噛み合わせが逆の歯並び「クロスバイト」も見られました。

このように、歯が重なり合ったり噛み合わせが悪かったりすると、歯ブラシが当たりにくいことから汚れがたまりやすく、虫歯になるリスクが高まります。

さらに、下顎が上顎に対して通常以上に後方へ引っ込んでいる「下顎後退」になっていました。

当院の矯正治療により、奥歯の噛み合わせを整えながら顎のラインも改善することが可能とお伝えしました。

行ったご提案・治療内容

患者様には、叢生と奥歯のクロスバイトを改善するため、奥歯を含めた歯並び全体を矯正できるマウスピース型矯正装置「インビザラインフル」での治療を提案しました。

インビザラインフルは上下の噛み合わせを整える治療法なので、横顔の雰囲気も変わり自然と顎のラインが整うことをお伝えし、治療に同意いただいています。

治療期間中は、歯の動きをチェックしながら1～2週間おきにマウスピースを交換していき、約1年かけて歯並びを整えました。

術後の経過・現在のご様子

奥歯の噛み合わせが正しくなり、顎のラインもきれいになりました。

患者様には「奥歯でしっかりと噛めるようになり、横顔にも自信を持てるようになった。肩こりも改善できた気がします」と大変お喜びいただいています。

現在は、整った歯並びを維持するために定期的に経過観察とメンテナンスを行っています。　

この治療のリスクについて

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行う場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

• 年齢・性別 20代女性
• 診療種別 自由診療

• 治療期間の目安 1年
• 治療回数の目安 ‐
• 治療費総額の目安 795,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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