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医療法人よつば徳祐会 松井歯科 堺市北区

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2024/02/24

70代女性 インプラント治療と被せ物の作り替えで噛み合わせを改善した症例

ご相談内容

「右側で噛みにくい。右下奥歯のインプラント治療を考えている」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右下奥歯2本(第2小臼歯/5番、第1大臼歯/6番)が欠損しており、その両隣の歯2本(第1小臼歯/4番、第2大臼歯/7番)を土台にして人工歯を橋渡しした被せ物「ブリッジ」が入っていました。
レントゲン撮影をした結果、一番奥の土台歯(第2大臼歯)は根っこが割れて、保存が不可能な状態でした。

患者様は人工歯根を埋め込み自分の歯同様に噛めるようになる「インプラント治療」をご希望でしたが、下顎の骨にある神経の通り道「下歯槽管」を傷つけずにインプラントを埋めるためには十分な骨の厚みや高さが必要です。
右下奥歯部分のCT撮影をしたところ、下歯槽管との距離は十分あり骨の量も問題ないため、インプラント治療が可能と判断しました。

右上奥歯(第2大臼歯)も歯がなく、手前の歯2本(第2小臼歯、第1大臼歯)を支台歯とした「延長ブリッジ」が入っていましたが、ブリッジの劣化により歯との境目には隙間が見られ、虫歯になりやすい状態でした。
延長ブリッジの一番奥には土台歯がないため、手前の歯に負担がかかりやすく、一般的に歯の寿命が短くなるリスクがあります。

そのため、右上奥歯も延長ブリッジを外して歯をより長持ちさせる方法で修復をおすすめしました。

行ったご提案・治療内容

右側でしっかり噛めるようにするために、根っこが割れていた右下奥歯の抜歯と、右上と右下それぞれの被せ物を外して新たな方法で欠損部分を修復する治療を提案したところ、同意いただきました。
まず右下奥歯は以下の3つの修復方法があります。

①今回抜歯した部分(第2大臼歯)と元々歯がなかった部分(第2小臼歯)にインプラントを埋め、それを土台とする「インプラントブリッジ」を入れる。
②今回抜歯した部分(第2大臼歯)はそのまま歯を入れず、元々歯がなかった2本分(第2小臼歯、第1大臼歯)にインプラントを埋める。
③今回抜歯した部分を含めた歯がない3本分(第2小臼歯、第1大臼歯、第2大臼歯)に保険診療の取り外し式の部分入れ歯を入れる。

患者様は元々インプラントを検討していたこともあり、「入れ歯以外の方法でしっかり噛めるようになりたい」とインプラント2本を埋める②の方法を選択されました。
また「費用もなるべく抑えたい」とご希望があったため、インプラントの上に装着する被せ物は耐久性と適合性に優れ自費の中でも比較的費用が抑えられる「ジルコニアクラウン」、ブリッジの土台歯だった銀歯(第1小臼歯)には見た目を考慮して、保険診療の白い材料で被せ物を作り直すことになりました。

右下奥歯(第2大臼歯)には歯を入れないことになったため、噛み合わせを考慮して、右上も奥歯(第2大臼歯)は欠損したままとし、その手前の歯(第1大臼歯)まででしっかり噛めるようにする必要があります。
そのため、噛み合わせた時に特に強い力がかかる右上奥歯(第1大臼歯)には耐久性のある銀歯にする必要があることを丁寧にお伝えし、納得いただけました。

手前の歯(右上の第2小臼歯)の被せ物は、天然歯のような白さで劣化の少ない自費の「オールセラミッククラウン」、適度な硬さがあり噛み合う歯を傷めにくい白い保険診療の「CAD/CAM冠」を提案したところ、こちらも費用面からCAD/CAM冠を選択されました。

まず右下奥歯を抜いた後、歯ぐきと骨の治癒を待ってインプラント治療を行います。
インプラント治療は外科手術の回数によって「1回法」と「2回法」がありますが、今回は手術後の細菌感染リスクを抑えるために2回法で行いました。

1次手術でインプラントを埋め、2ヶ月後に骨とインプラントがしっかりくっついたことが確認できたため2次手術でインプラントに蓋を取り付け、仮歯で噛み合わせを調整しています。
その後上下の型を取り、それぞれ最終的な被せ物を作製し装着しました。インプラントの被せ物はメンテナンスしやすい「スクリュー固定」で接着しています。

術後の経過・現在のご様子

右側の噛み合わせが上下で正しくなり、しっかり噛めるようになりました。埋めたインプラント2本も脱落することなく、経過は順調です。

患者様にも「右側でしっかり噛めるようになってうれしい」とお喜びいただきました。
現在はメンテナンスのために定期的に通院いただいています。

この治療のリスクについて

・外科処置後に腫れ、出血が続く場合があります
・外科処置後に痛みが長引く場合があります。必要に応じ痛み止めを併用します
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

  • 年齢・性別 70代女性
  • 診療種別 自由診療
    一部保険診療
  • 治療期間の目安 5ヶ月
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 850,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

クリニックより

インプラント治療は、自分の歯のような自然な噛み心地が特長で、しっかり噛んで食事ができる喜びを取り戻す方法です。
当院では今までに4,000本以上の症例を経験し、高い成功率を誇っています。
インプラント治療をお考えの方はぜひ当院に一度ご相談ください。

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診療科目 一般歯科、小児歯科、予防歯科、審美歯科、口腔外科、矯正歯科、ホワイトニング、インプラント
自由診療 セラミック治療、顎顔面矯正、部分矯正、成人矯正、インビザライン矯正、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニング、インプラント、入れ歯・義歯
住所 〒591-8032 堺市北区百舌鳥梅町1丁26-2
アクセス ・地下鉄御堂筋線「なかもず駅」より徒歩約15分
・南海高野線 泉北高速鉄道「中百舌鳥駅」より徒歩約15分
※医院前駐車場15台完備
※送迎車ございます(上記各駅より当院までの送迎車がございます。お電話にてお問合わせ下さい。)
診療時間 【月・火・水・木・金・土】
09:30〜13:00/14:30〜18:30
(※受付時間は09:00〜12:30/14:30〜18:00)           

【日】
09:30〜13:00/14:30〜17:00
(※受付時間は09:00〜12:30/14:30〜16:30)
休診日 祝日
代表者 松井 徳彦

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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