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関内馬車道デンタルオフィス 横浜市中区

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  • 歯科口腔外科
  • 親知らず
  • 静脈内鎮静治療
2023/10/23

20代男性「顎に膿の袋ができている」親知らずを巻き込んだ膿の袋「含歯性嚢胞」を、鎮静剤の点滴を利用して日帰りで摘出し、下顎の神経や手前の歯への損傷も回避した症例

ご相談内容

「左顎に膿の袋ができている」とのことで、他院からのご紹介でご来院いただきました。

カウンセリング・診断結果

レントゲンやCTを撮影して詳しく拝見したところ、左下の親知らず(第3大臼歯/8番)が顎の骨の中に埋まっていました。
また、親知らずを巻き込みながら形成された膿の袋「含歯性嚢胞(がんしせいのうほう)」も認められました。

含歯性嚢胞は「濾胞性歯嚢胞(ろほうせいしのうほう)」とも呼ばれ、放置するとどんどん大きくなり、歯を支える顎の骨を溶かし、周囲の歯にも悪影響を及ぼします。
今回のケースも、親知らずの手前の奥歯(左下第2大臼歯/7番)まで含歯性嚢胞が及んでおり、このまま放置すると神経を取り除く処置が必要になる恐れがありました。

また含歯性嚢胞の近くには、下顎の感覚を司る神経「下顎神経(かがくしんけい)」が通っており、含歯性嚢胞が下顎神経に到達すると、下顎や唇に麻痺が起こる可能性もありました。

行ったご提案・治療内容

含歯性嚢胞を放置することによるリスクや、できる限り早く摘出する必要があることを丁寧にご説明した上で、鎮静剤を点滴して眠った状態にする「静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)」を実施しながら、親知らずの抜歯と膿の袋の摘出を行う方法をご提案しました。
静脈内鎮静法を利用することで患者様の精神的な負担を軽減でき、手術もスムーズに行えることをご説明し、同意いただきました。

手術当日、まずは点滴を行い、患者様がリラックスした状態になったことを確認しました。
その後、下顎神経を傷つけないよう細心の注意を払いながら、親知らずの抜歯と膿の袋の摘出を行いました。
傷口を丁寧に縫合した後、抗生剤の軟膏を塗布したガーゼを差し込んで不要な血液や滲出液を排出する「ドレナージ」を行い、手術部位の感染を抑えながら治癒を促しました。

この治療のリスクについて

・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります
・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります
・外科処置後に痛みが長引く場合があります。必要に応じ痛み止めを併用します

  • 年齢・性別 20代男性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 約3ヶ月(以後経過観察中)
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 約150,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

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診療科目 一般歯科、小児歯科、歯科口腔外科、矯正歯科、 インプラント、審美歯科、歯周病、 ホワイトニング、予防歯科
自由診療 虫歯治療、根管治療、インプラント矯正歯科、入れ歯、親知らず、顎関節症
住所 〒231-0015 神奈川県横浜市中央区尾上5-68 馬車道ビル2階
アクセス JR関内駅 徒歩2分
診療時間 【月・火・木・金】
10:00〜14:00/16:00〜20:00

【土】
11:00〜14:00/16:00〜19:00
休診日 日曜 祝日
代表者 河合 毅師

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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