ご相談内容

「ブリッジを作り直したい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見すると、左右上の前歯6本（中切歯／1番・側切歯／2番・犬歯／3番）、右上の奥歯3本（第1小臼歯／4番・第1大臼歯／6番・第2大臼歯／7番）、左上の奥歯2本（第1大臼歯・第2大臼歯）を土台にしたブリッジや被せ物が入っていましたが、劣化により歯にぴったりフィットしておらず、色味も不自然でした。

ブリッジは、歯がない部分の両隣の歯を土台として、人工歯を橋をかけるようにした被せ物です。
そのうち、左右上の奥歯2本（第2大臼歯）は状態が悪いため、保存が難しく抜歯が必要でした。

また、左右下の奥歯4本（第1大臼歯・第2大臼歯）が欠損し、左下の歯（第2小臼歯／5番）は根っこだけが残っている状態でした。

行ったご提案・治療内容

まず、状態が悪かった左右上の奥歯2本（第2大臼歯）を抜きました。

その後、しっかり噛めるようにするために、残った歯（右上の第1大臼歯～左上の犬歯）の根っこを金属である「根面板」で覆ってから磁石の「キーパー」を接着して、入れ歯に埋め込んだ磁石と吸着させて固定する「マグネットデンチャー」をご提案しました。

通常の上の入れ歯は粘膜に吸着させて安定性を図るため、上あごを大きく覆う必要があり、これが違和感の1つとなります。
マグネットデンチャーの場合、強力な吸着力がある小型磁石を使うので、安定性が高く、入れ歯がずれたり外れたりすることがなくなります。また、表面積の小さな入れ歯を作ることができ、違和感の軽減につながります。

下あごは、金属のバネがない入れ歯「ノンクラスプデンチャー」の作製をご提案しました。
ノンクラスプデンチャーは、保険の入れ歯とは違い金属のバネがないので、目立ちにくいのが特徴です。入れ歯と気付かれないほど自然できれいな口元になり、違和感も感じにくくなります。

術後の経過・現在のご様子

上下の歯が揃って噛み合わせが回復し、見た目もきれいになりました。
患者様も「しっかり噛める入れ歯で、快適に食事ができる」と大変ご満足いただいています。

現在は、メンテナンスのために定期的にご通院いただいています。

この治療のリスクについて

義歯に慣れるまでに複数回の調整が必要です。

• 年齢・性別 60代男性
• 診療種別 自由診療

• 治療期間の目安 約4ヶ月
• 治療回数の目安 -
• 治療費総額の目安 1,200,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

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  関内馬車道デンタルオフィス

  TEL:045-299-0488

  
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治療前

治療中

治療後