ご相談内容

「下の前歯が出ているのが気になる。上下の真ん中を揃えたい」とご来院いただきました。
また、スポーツでマウスピースを使用されるほか、見た目も気になるので固定式の装置をなるべく歯につけたくないとのご要望もありました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下の顎の歯の大きさと生えるスペースがマッチしていませんでした。
そのためスペース不足が発生。右下前歯が前に出てしまって歯がガタガタになる「叢生（そうせい）」でした。

行ったご提案・治療内容

固定式の装置を使用しないことが矯正治療を行う上での条件だったので、顔周りの筋肉を適切に使えるようにトレーニングする「MFT（口腔筋機能療法）」を行い、顎周りが正常に発達するよう誘導しました。

このほか、すでにガタガタになっていた部分については、「マイオブレイス」というマウスピース型矯正装置を選択しました。上下顎すべての歯並び、噛み合わせを治して歯のスペースを確保しました。
患者様はマウスピースが目立つことを気にされていたため、マイオブレイスを日中は1〜2時間のみ装着とし、ほかは夜間に装着していただくようにしました。
マウスピース型矯正装置を使った場合の治療では、装着時間をきちんと守っていただく必要があるため、患者様のやる気や使用頻度が治療スケジュールに大きく影響します。そのためモチベーションが下がらないようにすることと、親御様にご協力いただき、ご家庭でのトレーニングの実施状況管理をしっかりと行いました。

スポーツ用のマウスピースは調整と再作製を行っています。

術後の経過・現在のご様子

歯の並びとしては完全ではありませんでしたが、固定装置を使わずにほぼ改善することができました。
患者様と保護者様へ治療の結果についてご説明し、了解を得られましたので治療を終了しました。

この治療のリスクについて

・マウスピースをしっかり使用しないと効果が出にくい場合があります。
・治療による歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります。

• 年齢・性別 10代女性
• 診療種別 自由診療

• 治療期間の目安 2年2ヶ月
  （2017年7月10日～2019年9月30日）
• 治療回数の目安 -
• 治療費総額の目安 340,000円
  （資料採り10,000円、矯正契約金200,000円、調整料5,000円×26回）

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
ご利用により万一何らかの損害が発生したとしても、当サイトは一切責任を負いかねますのでご了承ください。

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  東町グラン歯科

  TEL:096-285-5032

  
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治療前

治療中

治療後