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  • 根管治療
2022/11/07

40代女性「硬いものを噛むと痛く、冷たいものがしみる」深い虫歯があった金属製ブリッジの土台の歯に、MTAセメントを詰めて神経を残した症例

ご相談内容

「1年くらい前から硬いものを噛むと左下の奥歯が痛むようになり、最近は冷たいものがよくしみる」とご相談をいただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下奥歯(第2小臼歯/5番)がなく、以前に他院で抜いた後の治療として、両隣の歯(手前の第1小臼歯/4番・奥の第1大臼歯/6番)に金属の詰め物をしてから、白い人工の歯を橋渡ししてくっつける「ブリッジ」が装着されていました。
本来は、両隣の歯にブリッジをしっかり固定させる必要がありますが、劣化により手前の歯の接着面が剥がれており、奥側の歯だけでブリッジを支えている不安定な状態でした。

レントゲンで見ると、ブリッジになっている2本の歯は、詰め物の下に、治療後に再び虫歯になる「二次虫歯」が確認できました。虫歯はかなり大きく、痛みやしみる原因だと考えられました。

行ったご提案・治療内容

ブリッジを外して虫歯を取り除くと、両歯とも虫歯が深く神経にまで達していました。
通常であれば、神経を全部取る「抜随(ばつずい)」という治療をしますが、神経を抜いた歯はもろくなり、歯の寿命が短くなってしまいます。

患者様は「神経も自分の歯もできるだけ残したい」と望まれたため、神経の一部だけを切った後に、殺菌作用があり神経のふたになる歯質部分の再生が望める薬剤「MTAセメント」を詰めて神経の保存を図る「VPT(バイタル・パルプ・セラピー)」という治療をご提案し、同意していただきました。

術後の経過・現在のご様子

治療直後は少ししみるような症状があったもののすぐに落ち着き、現在は痛んだりしみたりもなく快適にお過ごしいただけています。
また、神経を残せたことにお喜びいただけました。

この治療のリスクについて

治療が終わった歯でも、その後に虫歯になる可能性があります。

  • 年齢・性別 40代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 1日
  • 治療回数の目安 -
  • 治療費総額の目安 100,000円
    ※50,000円×2本

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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診療科目 予防歯科、インプラント、審美歯科、歯周病治療、矯正歯科、マタニティ歯科
自由診療 虫歯治療、根管治療、ワイヤー矯正、セラミック・ジルコニア、インプラント
住所 〒104-0052 東京都中央区月島3-20-8-1F
アクセス 東京メトロ有楽町線、都営大江戸線「月島駅」から徒歩5
都営大江戸線「勝どき駅」から徒歩5分
診療時間 平日:09:30〜13:30、15:00〜19:00
土曜:10:00〜13:00、14:00〜17:00
休診日 日曜日・祝祭日
代表者 新井 裕

※記載の内容は最新の情報と異なる場合がございます。正確な情報は歯科医院にご確認ください。

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