複数の歯を連結する被せ物の「クラウン」や「ブリッジ」の治療を行う際、金属ではなく全てセラミック素材を使用して作製することを「オールセラミック」と言います。
セラミックは、天然の歯に近い自然な白さで審美性に優れているため、前歯に使用されることが多いです。保険適応外となりますが、金属を使用していないので金属アレルギーの方でも安心して使用することができます。
なお、部位によっても異なりますが、セラミックの一般的な寿命は7~10年と言われています。しかし「衝撃に弱い」というデメリットがあるため、奥歯に使用すると割れてしまう可能性があります。そのため、奥歯を白くしたい場合には、セラミックよりも硬い「ジルコニア」を選択するケースが多いです。
部位や予算によっても選択できるものが異なるため、まずはかかりつけもしくは最寄の歯科医院にご相談ください。

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